中国は製造業における外資参入制限を全面的に撤廃する

2024/09/24
2024年9月8日、国家発展改革委員会と商務部は共同で「外商投資参入特別管理措置(ネガティブリスト)(2024年版)」(以下「2024版外資参入ネガティブリスト」という)を公表しました。「2024外資参入ネガティブリスト」は2024年11月1日から施行されます。
「2021版外資参入ネガティブリスト」と比較し、「2024版外資参入ネガティブリスト」の定める外資参入制限措置は31条から29条へと減っており、「出版物の印刷は中方が支配する持ち株会社でなければならない」および「漢方薬(煎じ薬)の蒸し、炒め、あぶり、煆焼(かしょう)など炮製(ほうせい)技術の応用および漢方薬の製剤工程における秘伝処方製品の生産への投資を禁じる」という2つの制限措置が削除されています。これは「2021版外資参入ネガティブリスト」に残された2つの製造業に対する制限措置でもあります。したがって、外商投資の中国製造業に関する参入制限は全面的に撤廃されたことになります。

 

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