2023年11月24日(金曜日)「日本人駐在員が気を付けるべき「反スパイ法」違反等の刑事リスクと マネジメント」と題する勉強会を開催します。

2023/11/20

日本人駐在員が気を付けるべき「反スパイ法」違反等の刑事リスクとマネジメント

講師:広東謝宏律師事務所 謝宏 代表律師

 

20231112日付の朝日新聞デジタルによると、50代の日本人男性は、中国の国家安全に危害を加えたスパイ行為の疑いで、懲役12年の実刑判決を受けました。日本人男性はこの判決を不服として上訴しましたが、湖南省高級人民法院(高裁)はこれを棄却し、原判決が確定しました。

 

20233月、製薬大手「アステラス製薬」の日本人駐在員が中国当局に拘束されました。327日、中国外交部は、その日本人駐在員が拘束された原因について、「反スパイ法」に違反した疑いがあると説明しました。先月、その日本人駐在員は、正式に逮捕されました。

 

2015年以降、中国当局は、「反スパイ法」に違反した疑いなど国家の安全にかかわる容疑で日本人17名を拘束しています。外国人の拘束をめぐって、中国に滞在する日本人駐在員の方々から心配する声が上がっています。例えば、202371日から施行されている改正「反スパイ法」は捜査権限が強化されているそうだが、どのような行為が何の罪にあたるのかを知らないまま、ある日突然身柄を拘束されることがあるだろうか?これまで通りに生活して、経済活動に従事しているだけなのに、もし身柄拘束されたらどう対応すればよいのか?などの声を耳にします。

 

今回の勉強会では「日本人駐在員が気を付けるべき「反スパイ法」違反等の刑事リスクとマネジメント」というテーマを取り上げます。中国の日本人駐在員が刑事事件に巻き込まれる「反スパイ法」違反の個人リスクとその対応策をわかりやすい解説で紹介します。

 

l  日本人駐在員が逮捕された事件からみる中国のスパイ行為と法的責任

l  新「反スパイ法」におけるスパイ行為の重大な変更点

l  2015年以降の日本人拘束事例からみるスパイ行為とは?

l  スパイ刑事事件になった場合の対応方法など

 

日本人の方に限らず、日本人駐在員管理を担当する人事部など関心をお持ちの方は、どなたでもお気軽に申し込みいただくことができます。

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■ テーマ:日本人駐在員が気を付けるべき「反スパイ法」違反等の刑事リスクとマネジメント

■ 講 師:謝 宏(XIE Hong)律師 広東謝宏律師 事務所代表

■ 言 語:日本語

■ 日 程:20231124日(金曜日)

■ 場 所:広州東駅となり中泰国際広場A2006室 広東謝宏律師事務所 会議室

■ 時 間:15001600

■ 参加費:無 料

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 お申し込みを希望なさる場合、「申込み用紙」をご活用ください。参加される方の所属先会社名、お名前、お電話番号 、メールアドレスをご明記の上、1123日(木)までにメール/Faxにて申込みください。

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